4年生高齢者疑似体験

2022年9月13日 19時53分

4年生が社会福祉協議会の方々のご協力のもと、高齢者疑似体験をしました。

まず、ペアになって、一人が高齢者の歩行の不便さを体感するために

手足の関節や足首にサポーターや重りを巻きました。もう一人は、

介助役です。

車いす体験では、正しい車いすの押し方を教えてもらい、実際にペアの

友達を押してコーンを回ってみました。車いすの人は、急に動かされたり、

方向を変えたりされるとこわいことが分かりました。動かし始める時や

方向を変える時は声を掛けてあげることで、不安感がなくなりました。

見えにくくなる眼鏡をかけて、白内障の見え方を体験しました。

白内障とは、視野が狭くなったりモノがぼやけて見えにくくなったり

する目の病気です。高齢になると誰でもよくなることがあるそうです。

眼鏡をかけて、文字を読んだり、鉛筆で文字を書いたりしました。

ちょっとした文字を書くのも一苦労でした。

最後に、モスキート音を聞いてみました。年齢とともに

この音は聞き取りにくくなるそうです。先生も一緒に挑戦しましたが、

高周波になるほど、年齢の高い人は聞こえなくなります。

4年生はみんな聞こえる音でも、学級担任の先生や校長先生には

聞こえない音がありました。

 

実際に様々な体験をすることで、体の不自由な高齢者の立場になって

考えることができました。また、不自由なところがあっても、まわりの

人のちょっとした対応や介助で、お互いに気持ちよく安心して

コミュニケーションをしたり、活動できたりすることが分かりました。

 

社会福祉協議会の皆さん、ありがとうございました。