今日の献立(12.10)
2021年12月9日 13時52分
パン、牛乳、にら玉スープ、じゃがいもといかのケチャップ炒め、大豆かりんとう

今日は、「にら玉スープ」に入った『にら』についてです。先日、かぶが古くから食べられていたという話をしましたが、にらも古くから親しまれた野菜で、弥生時代に中国から伝わってきたといわれています。主に薬用の食べ物として食べられていました。「古事記」では「加美良」、「万葉集」では「久久美良」、「正倉院文書」には「彌良」とそれぞれ書かれているように、古代においては「みら」と呼ばれていたようです。野菜として食べられるようになったのは、明治時代からです。戦後、餃子などの中華料理が広まったことで、にんにくに次ぐスタミナ野菜として広く食べられるようになりました。