ごはん、牛乳、いもたき、鯛の磯辺揚げ、甘酢漬け

今日は『いもたき』についてです。秋になると、愛媛県内の河原では、大きな鍋に入ったいもたきを囲んで、楽しむ様子が見られます。松山でも、重信川や石手川の川辺で、ちょうちんの灯りの下でいもたきを味わっています。鍋に里芋、大根、こんにゃく、鶏肉、干ししいたけ、油揚げなどを入れ、煮干しのだしにしょうゆであっさりと味をつけます。地域や家庭によっては、たこや団子を入れます。いもたきの始まりは、人々が集まり、土地の神様に新しくとれた芋を供えて、その年の豊作を感謝した「おこもり」という行事だとされています。今日は、お月見の献立の『いもたき』です。味わっていただきましょう。